コロナワクチン開発競争:Novavax(NASDAQ:NVAX)

経済情勢
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こんにちは。

駐在サラリーマン@米国です。

 

今回はここ数日で株価が約2倍に成長した、Novavax(NASDAQ:NVAX)について考察します。

Novavax(NASDAQ:NVAX)とは

Novavax(NASDAQ:NVAX)はメリーランド州ゲイザースバーグにHQを置くワクチン開発会社です。

Novavax

(会社HPより)

小生は、Novavax(NASDAQ:NVAX)は比較的若い会社というイメージを勝手にもっていたのですが、創業年は1987年と、最近よく名前をきくバイオ企業の中ではしっかりとした実績のある会社と言えるでしょう。

Novavax(NASDAQ:NVAX)近況

Novavax(NASDAQ:NVAX)の近況で、最も耳目を集めている話題は、コロナウイルスに対するワクチン開発なのですが、投資家としては、季節性インフルエンザ向けワクチン、NanoFluの開発に注目すべきです。

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別記事でも述べましたが、ワクチン開発は失敗する可能性もあるリスキーなビジネスです。

ワクチン開発をして、いざ臨床治験にだしたところ承認が得られなかった・・。そんなことになれば、勿論株価に影響しますし、会社の事業運営にも影響をきたします。

なので、ワクチン開発会社への投資では、開発ワクチンの臨床治験結果がでる時期を把握すること、臨床治験結果の内容、認可プロセスの進捗について注目する必要があります。

話がそれましたが、Novavax(NASDAQ:NVAX)のNanoFluは、既に臨床治験の第三相試験を終えており、FDA(アメリカ食品医薬品局)へ認可してもらうための申請準備に入っています。

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コロナウイルスに対するワクチン開発については、7月に臨床治験第一相試験に入ることが予定されております。切り込み隊長となるModerna社に遅れること凡そ4か月、次点グループのInovio社に遅れること凡そ1か月となります。

Novavax(NASDAQ:NVAX)展望

Novavax(NASDAQ:NVAX)の今後の展望、特に投資家目線で考える時に重要なファクターとなるのはNanoFluの存在です。

前述の通り、NanoFluはFDAの認可申請準備に入っており、仮に認可されれば、既存のFluZone Quadrivalent(Sanofi社)を(効能面で)凌駕するワクチンとして市場で広く使われることが期待できます。

(フォーブスより)

このNanoFluが認可された場合の、年間予想売上は11億ドルという予想がでている位ですので、Novavax(NASDAQ:NVAX)の”ヒット”は近いと考えてよいと思います。

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コロナウイルス向けワクチンに関して言うと、まだ予断を許さない状況ですので、過大な期待は厳禁です。

 

コロナウイルス向けワクチン開発に対し、CEPIから総額にして3億8,400万ドルの資金を受け取っているので、コロナウイルス向けワクチン開発会社の競争で後れを取っているというわけではないのですが、「ワクチン開発を開始する」と宣言することや、「ワクチン開発用に資金調達した」ということと、実際にワクチン開発に成功することは全く別の次元のことと認識し、現実的に客観的に状況を注視する必要があります。

 

ですので、総合するとNovavax(NASDAQ:NVAX)のNanoFluは買い要因、コロナウイルス向けワクチン開発は状況によっては即ポジションを解消した方がよい状況になることも予想されます(つまりワクチン開発の失敗)。そうしたアップサイドと、それに伴うダウンサイド、リスクを適切に管理できるのであれば、Novavax(NASDAQ:NVAX)の今後のポテンシャルはまさにバイオ株ドリームと言えるのではないでしょうか。

 

【Novavax(NASDAQ:NVAX):トレンド】

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