こんにちは。
駐在サラリーマン@米国です。
今回は、今週月曜日に25.42%の伸びを見せた、Ryman Hospitality Properties(NYSE:RHP)について紹介します。
Ryman Hospitality Properties(NYSE:RHP)とは?
Ryman Hospitality Properties(NYSE:RHP)とはテネシー州ナッシュビルにHQを置く、ホテル、リゾート、娯楽施設に特化したREIT運用会社です。
(会社HPより)
テネシー州、フロリダ州、テキサス州、ワシントンD.C.で事業展開しており、コンベンションセンターとそれらに付随する宿泊施設等を保有しております(宿泊施設の運営はマリオッホテルやゲイロードホテルが行っています)。
事業は大きくわけてホスピタリティ事業部と、エンターテインメント事業部(テネシー州名物のカントリー音楽の公開ライブ放送をしているグランド・オール・オプリ関連物件を所有)があり、事業売上の殆どはホスピタリティ事業部からです。
Ryman Hospitality Properties(NYSE:RHP)の近況
Ryman Hospitality Properties(NYSE:RHP)の第一四半期の結果は厳しいものでした。
前年比で、売上高は-15.6%。営業利益は-91.2%の減少を記録しています。
原因は明白なのですが、コロナ禍による外出禁止令の影響が直撃した形です。ホスピタリティ事業部のキャンセル率は、前年同期比で2,100+%増を記録しています。
これだけみると不安を覚えてしまいますが、コリン・リードCEOの声明によると、外出禁止令の一部解除を受け、ホスピタリティ事業部ではホテルやコンベンションの再予約が始まっており、現時点(声明当時、5月中旬)の再予約分で予想売上高は7,500万ドルとなっている。
この金額は、前述の前年同期比で減少した-15.6%の売上高をカバーするには十分な金額である。
また、会社資産の流動性は十分であり、仮にこうした状況がもう数か月続いたとしても財務的に問題はないと自信をのぞかせています。
Ryman Hospitality Properties(NYSE:RHP)は投資すべき?
Ryman Hospitality Properties(NYSE:RHP)は、中期的に保有しても面白い銘柄だと思います。
理由としては、
①過去価格、潜在収益性から考えて明らかに割安になっている(配当利回りは15%超え)
②流動性に当面不安はない
③コロナワクチン開発に関するポジティブニュースで跳ねる可能性が高い(5/18のモデルナ社のワクチン開発好材料ニュースで25%の伸び)
④ワクチン開発のポジティブニュースがでる可能性が、今後年始にかけて複数回生じると思われる
(”FDAによる認可”だけでなく、”治験でポジティブな反応がみられた”といった程度でも反応するため)。
よって、今から少しづつ仕込んでおいて、コロナワクチン開発のマイルストーン(各社の臨床治験が実施される月、データが公表される月、等)のたびに株価の動きをみつつ一部売却を複数実施するというのが良いかと思います。
(但し、あくまで”遊ぶ”程度、資産の数%程度に留めるべきです)
【Ryman Hospitality Properties(NYSE:RHP):トレンド】
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