IPO銘柄紹介:Royalty Pharma ~製薬業界の勝ち組企業?~

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こんにちは。

駐在サラリーマン@米国です。

 

今回は、今月IPOを予定しているRoyalty Pharma社について紹介します。

Royalty Pharmaとは?

Royalty Pharmaは1996年創業の、ニューヨーク州にHQを置く、医薬品のロイヤリティ(≒経済的利権)への投資に特化した投資会社です。

(会社HPより)

 

製薬企業ではロイヤリティ収入が大きな割合を占めています。

※製薬業界で言うロイヤルティ収入とは、 医薬品販売後に、 売り上げに応じて支払われる使用料のことを指すようです。(引用:治験ナビ用語集「ロイヤリティ」)

 

医薬品の開発時には様々なステークホルダーがその開発に携わり、ロイヤリティが発生するようですが、同社は、ステークホルダー間でのロイヤリティの利害を調整し、時に自社でロイヤリティを買い上げ入手することで、将来のロイヤリティ収入からリターンを得ています。

 

そうしたロイヤリティのマネタイズのみならず、医薬品の共同開発や、M&Aといった手法を駆使して、医薬品の開発に必要な資金の流動性を提供しています。

 

創業者兼CEOであるパブロ・レゴレッタ氏は、インベストメントバンカーとして製薬業界をカバーしていたようです。

Royalty Pharmaが保有するポートフォリオ(抜粋)

解析, 生化学, 生物学者, 生物学, バイオ テクノロジー, 化学

同社は凡そ45個のプロダクトのロイヤリティを保有しています。

以下、一部抜粋して紹介します。

 

医薬品名 薬効分類名 開発会社名1 開発会社名2
イムブルビカ

(Imbruvica)

抗悪性腫瘍剤 アッヴィ

(AbbVie Inc.)

ジョンソン・エンド・ジョンソン

(Johnson & Johnson)

イクスタンジ

(Xtandi)

前立腺癌治療剤 アステラス

(Astellas)

 ファイザー

(Pfizer)

タイサブリ

(Tysabri)

多発性硬化症治療剤, ヒト化抗ヒトα4インテグリンモノクローナル抗体製剤 バイオジェン

(Biogen)

ジャヌビア

(Januvia)

選択的DPP-4阻害剤
糖尿病用剤
メルク

(Merck)

 

この他にも、コロナ治療薬レムデシビルで有名になったギリアドサイエンス社の、HIV関係の治療薬のロイヤリティも保有しています。

 

ポートフォリオには、既にFDAから認可を得たものが大半です。中には、現在FDAからの認可プロセスにあるものもあるようですが、十分に多様化されたポートフォリオですので、リスクは限定的と判断しています。

IPO情報

肝心のIPO情報ですが、現在、同社が公表している情報によると、以下が判明しています。

 

IPOプライシング日:6/16

Ticker:RPRX

上場市場:Nasdaq

共同主幹事:JPモルガン、モルガンスタンレー、バンクオブアメリカ、ゴールドマンサックス、シティグループ、UBS、エバーコアISI、コーウェン、サントラスト・ロビンソン・ハンフリー、BBVA、DNBマーケッツ、スコティアバンク、TD証券

売出数:7千万株

ターゲットレンジ:一株25ドル~28ドル

 

Zoominfo、Warner Music Groupに続き、経済が低迷している時のIPOとなりますが、Royalty Pharmaの事業特性、ポートフォリオの多様性、健全な収益構造から、リスクと隣り合わせな製薬業界にいながらも、そのリスクは限定的で且つ安定的な収益が見込める銘柄だと思います。

現時点で、日本の証券会社で取り扱いがあるかは不明ですが、情報が入り次第、Twiter又は記事でお知らせしたいと思います。

 

 

 

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