米国ETF紹介:CURE(ヘルスケア) ~脅威のリターンを誇る最強・最恐のレバレッジ型ETF③~

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こんにちは。

在宅勤務がいつ解除されるか、とヒヤヒヤしている(笑)駐在サラリーマン@米国です。

 

コロナ禍からディフェンシブ銘柄にシフトしている投資家も多いと思います。

今回は、米国のヘルスケアセクター株指数の株価の値動きの3倍となるように組成されたという、ディデンシブなのかアグレッシブなのかイマイチよく分からない(笑)ETF、CURE(DIREXION SHARES ETF TRUST DAILY HEALTHCARE BULL 3X SHS ETF)について紹介します。

CUREとは?

CUREは、Direxion社が組成している、米国のヘルスケアセクター株指数に連動するETFです。米国のヘルスケアセクター株指数のデイリーリターンの3倍となるよう設計されいます。

 

基本情報は以下になります。

 

(Bloombergを参考に筆者作成)

 

経費率の高さ(殆どのETF経費率は0.20%程度)は気になりますが、レバレッジをかけるためのオプションの活用、デイリーリバランス等、通常のETFよりもコストがかかることは想像できます。

 

【CURE:過去全期間での投資リターン】

 

CUREは日本の主要ネット証券で取り扱いがあります。

CURE構成銘柄

CURE構成銘柄は以下になります。

 

【CURE構成銘柄】

(screener.fidelity.comより)

 

比較として、同じくヘルスケアセクターETFのXLV(HEALTH CARE SELECT SECTOR SPDR)の構成銘柄も掲載しておきます。

 

【XLV構成銘柄】

(screener.fidelity.comより)

CURE株価推移分析

レバレッジ型ETFは株価推移が激しく、期間の区切り方によってはレバ無しETFを下回ることがあります。

 

以下、レバ無し類似銘柄との比較です。

 

見た通り、短期で区切れば区切るだけレバ無しETFに劣後しています。これは明らかにコロナ禍の影響から市況のボラティリティが増したこと、その結果デイリーリバランスがマイナスに働いていることを表しています。

 

3か月株価比較】

青線=CURE 赤線=XLV

 

6か月株価比較】

青線=CURE 赤線=XLV

 

1年株価比較】

青線=CURE 赤線=XLV

 

5年株価比較】

青線=CURE 赤線=XLV

CURE投資考察

CUREのリターンはやはり投資家にとって魅力的にうつります。

 

ただ、相応のリスクはあるため、それらを把握し自身のリスク許容度と照らし合わせた上で投資を行うべきです。

※人は自分が見たい・聞きたい情報を無意識的に取捨選択する傾向があるということを意識すべきです。

 

例えば、リスクとしては高い経費率、デイリーリバランスを行うことの複利効果(そのおかげでリターンも高くなるのですが、諸刃の剣です)があります。

 

株価推移から見て取れるように、このETFはあくまで順張り相場でのみ用いるべきで、昨今の高いボラティリティ環境で、市場の方向性も定まらない状況ではリスクが高いです。

 

また構成銘柄を見る限り、確かにコロナワクチン開発を行っているジョンソンエンドジョンソン社、ファイザー社、メルク社等が名を連ねてはいるのですが、これら企業はそもそもヘルスケア企業の巨人です。コロナワクチンが仮に成功したとして、勿論株価的には良い影響はあるのですが、スカイロケットのような株価の動きはしないです。なので、コロナと結び付けて過度に期待をすることはやめるべきです。

 

ただ、コロナ禍の影響から確かに株価が下がり、またナスダック市場は堅調であることを考慮すると、それでも投資(というか投機)に踏み切るというのも考え方として理解できます。

 

その場合、使用する予定のある資金を投入することはおススメしません。あくまで、余裕資金の一部を回す程度に留めるべき銘柄です。

 

 

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